今後のネットワークの進化によって実現される「未来」の姿とは。
APRESIA Systemsは当社の生み出すソリューションを通して、
日本社会になくてはならない存在になることを目指し、
2030ビジョン「APRESIA Everywhere」を定めました。
当社はその「未来」に向けて、「今」何に向き合い、何を生み出そうとしているのか。
より良い「未来」の実現にむけた「今」の取り組みをご紹介します。
日本から世界へ
次世代のIOWN構想に
当社の製品と技術で貢献する
あらゆるものがインターネットに接続し、相互に情報を交換し合う社会では、同時に通信量の爆発と消費電力の増加という課題を私たちの社会へ投げかけています。
IOWN構想(Innovative Optical and Wireless Network)は、エレクトロニクスとフォトニクスの融合により、このような複数の課題を、発想の転換により解決する「日本初」の野心的な取り組みとして注目されています。エンド・ツー・エンドの光化で実現する超低遅延の特性は、遠隔医療分野等の適応領域の拡大への寄与も期待されています。
当社はIOWN Global Forumメンバーの一員として、長年積み重ねたイーサネット技術を通して、「未来」の通信インフラのネットワークの実現に貢献をしています。
ポストコロナ時代の
新しいオフィスに必要なのは、
働く人の場所や環境に併せて
自立制御されるネットワーク
働き方改革やCOVID-19の感染対策を契機に、テレワークを導入する企業が急速に増加し、ネットワーク環境強化のニーズも高まりました。これに対し当社は、モバイル技術を活用し、パソコンにインストールしたソフトウェアによって、セキュアかつ安定したネットワーク環境を実現する製品を開発しました。
パソコン起動と同時に、認証と暗号化をシームレスに行い社内LANに接続されることで、執務開始までの時間を短縮することができます。生産性の向上に寄与する次世代型ソリューションは、社会が求める「柔軟な働き方」の実現に貢献します。
人工知能と機械学習の爆発的な普及が
ネットワークフィールドに求める
新たな課題への挑戦
人工知能(AI)と機械学習(ML)は、既に私たちの日々の営みに深く関わり始めています。膨大なデータを処理するGPUサーバーも日々進化を続けていますが、それを支えるネットワークの分野もこれまでとは異なる考え方が求められています。
Ethernet Fabric(ロスレスイーサネット)は、その代表的な技術です。オフィスネットワークの考え方とは異なり、Leaf-Spine型で構成されるネットワークは、スケールアウトと低遅延を同時に実現可能です。
当社は、2024年に本市場を牽引するEdgecore Networks社と共同で、ロスレスイーサネットを主題にした100名規模のセミナーを主催しました。また、JANOG(JApan Network Operators' Group)のコミュニティにも積極的に参加をしており、ロスレスイーサネット普及の中心的役割を担っています。
デジタル化が進行する
日本の産業インフラの成長を
支え続ける当社の製品と技術
社会・産業のデジタル化の進行により、あらゆる分野でITを活用した社会課題の解決が期待されています。それに伴って、イーサネットにおいてもオフィスネットワーク領域に留まらず適用範囲が拡大されていますが、その領域では従来のオフィス用途とは異なる技術も求められます。
これまで培ってきた設計開発力を活かした当社のイーサネット技術は、モビリティ分野等の領域でもその分野で最適化された形で採用されており、さらなる適用領域の拡大をめざしています。当社はイーサネットのプロフェッショナルとしてさまざまな産業インフラを支えることで、日本産業の成長に貢献していきます。